|
皮膚にもっとも影響を与えるのが洗浄化粧品です。
顔や皮膚表面に付着している皮脂やその酸化物、角層の屑片、汗による汚れなどの皮膚生理物代謝
物や空気中のほこり、微生物、肌に残った化粧品などを除くことを目的としたものです。
化粧をしない肌でも日光(紫外線)によって、皮脂が酸化され、過酸化脂質が生じ、これを放置しておく
と肌に傷害を及ぼしてしまうので、その日のうちに洗顔することが必要です。洗顔は肌を美しく保つため
にもとても大切です。
合成界面活性剤を使った洗剤には、泡立ちの悪い合成界面活性剤を使ったクリーム系、泡立ちのよい
合成界面活性剤を使ったフォーム系、ジェル系などのタイプがあります。濃度も、洗顔フォームでいえ
ば、素肌用には、10%、メイク落とし用には、20〜30%ほどの合成界面活性剤が入っています。また、水
溶性合成ポリマーを入れることで、合成界面活性剤の洗浄性を高めています。
洗顔後、肌がつっぱらないのは、合成界面活性剤に保湿性が含まれているため、うるおい成分の油が
肌に残るからです。しかし、合成界面活性剤は洗浄性が壊れないまま皮膚に残ってりまうので、皮脂
や角質層内の脂質の流失性が大きくなります。そして、皮脂が減少してしまいます。
化粧品で一番危険なことは、本来の皮膚のバリアを損なうことです。使い続けていると、皮膚のバリア
ゾーンを壊し、本来の皮膚の力がなくなってしまいます。すると、乾燥肌、にきびの原因にも繋がってい
きます。このような状態になったら、洗顔剤の使用をやめるのが基本です。
洗顔剤は、合成界面活性剤を配合していないものを選びましょう。アミノ酸石けんも合成界面活性剤で
す。石けん洗顔後は、つっぱり感もありますが、カルシウム石けんの膜が肌を守ってくれます。メイク落
としは、水分をほとんど含まない無水性コールドクリーム(無ければオリーブ油)で汚れを溶かしてふき
取り、蒸したタオルでふきましょう。
|
|